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HOMEクルマエディターズ・ノート > フランクフルトから東京へ

エディターズ・ノート

フランクフルトから東京へ

  • 久米 秀尚=日経エレクトロニクス
  • 2013/09/30 05:00
  • 1/1ページ
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 まず右の写真をご覧ください。これ、なんだと思いますか。

 実はこれ、ドイツBMW社が開発した電気自動車(EV)「i3」のボディの拡大写真なのです( Tech-On! 関連記事)。2013年11月に欧州で発売し、米国、中国、日本では2014年上半期に発売予定の車両で、ドイツでのEVの価格は3万4950ユーロ(1ユーロ130円換算で約454万円)です。先日取材に行ったドイツ・フランクフルトで開催された「 第65回フランクフルトモーターショー(Internationale Automobil-Ausstellung:IAA2013、一般公開9月12~22日)」で出展されていました。

 i3の大きな特徴は、アッパー・ボディに炭素繊維を用いた複合材料のCFRP(炭素繊維強化樹脂)を贅沢に採用している点。右上の写真からも繊維のスジを確認できると思います。BMW社は、i3にCFRPを大量に用いることで、車両質量を1195kgに抑えています。250kg程度とされるLiイオン2次電池の質量をきっちり相殺しています。

 CFRPは、Fe(鉄)やAl(アルミニウム)合金よりも軽いのは分かっています。ただ、非常に材料費やコストが高く、航空宇宙産業はまだしも、量産の自動車に適用するのは困難でした。それが今回のモーターショーで量産仕様車を大々的に並べ、内部構造も展示していたことは、クルマの進化の一歩を見たような気がしました。

 と、少し大げさに感慨にふけっていたのは、実はこのフランクフルトでの取材中、2013年9月30日号の日経エレクトロニクスの特集「川上に光あり」を書いていたことが多少(いや、大きくか)関係していたかもしれません。この特集は、材料の革新が最終製品を輝かせる、といった内容です。

 フランクフルトに続いて11月末には「東京モーターショー2013」があります。ここでも材料を基点とした革新的な出展があることを期待しています。と、その前に、明日からは「CEATEC JAPAN 2013」でした。きっとコチラでも新しい提案が続々とあるはず。現地から速報します!

48V化で変わるHEV勢力図
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