アクセス記事ランキング(8/26~9/25)
ディスプレイ
1【麻倉怜士IFA報告】パナソニックが明かした「有機ELは印刷方式で、こう作る」
2ディスプレイの進化を予測(上)、新しいユーザー・インタフェースへと進化
3【麻倉怜士IFA報告】ソニー、4K×2K有機ELテレビにかける思い
4電機業界では不可避の「ブルーライト問題」、医師やデバイス研究者を集めた国際会議が開催
5ディスプレイの進化を予測(下)、クルマや冷蔵庫のボディにも搭載
6大画面テレビ販売が本格的に拡大の兆し…消費増税前に業界の本音は?
7テレビ市場は“ジェットコースター需要”から立ち直れるか
8「PS4の国内販売が遅れる理由は?」「なぜPS Vitaのディスプレイを有機ELから液晶に変えたのか?」、SCEに聞く
9【麻倉怜士IFA報告】「4Kの可能性をテレビだけで終わらせるな」、パナソニックのテレビ事業部長インタビュー
10中国で加速する有機ELディスプレイ投資、内モンゴル自治区にも工場進出
11SCEの隠し玉「PS Vita TV」について、その狙いを聞く
12これから始まるディスプレイ技術の新応用
13Samsung、曲がった有機ELテレビの欧州発売ツアー
14【麻倉怜士IFA報告】時代は湾曲ディスプレイ?
15パイオニア、スマートフォン連携の車載用HUDを展示
16東芝、50型4Kテレビの試作機を参考展示
17【麻倉怜士IFA報告】ソニーのHMDの第3世代機は大幅画質向上
18【麻倉怜士IFA報告】メジャー各社のブースはこんなに違う
19ノ-ト・パソコン向け液晶は悲惨、7月の大型パネル出荷動向
20グラビア印刷の線幅は7μmへ、日台協業で実用化

 2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会の開催地が東京都に決まったこともあってか、過去1カ月のディスプレイ・サイトのランキングでは、未来のディスプレイやその実現技術に関心が集まった。

 第2位と第5位に入った記事は、ディスプレイの進化を記者が予測した内容である。2位の記事は、ディスプレイが構造や原理から変化を遂げるとともに、使い方が変わるとする。見るだけのデバイスから、ユーザー・インタフェース機能を備えたデバイスへと進化するという。ディスプレイの中にタッチ・センサを内蔵したインセル型のタッチ・パネル内蔵液晶は、そうした変化の始まりを示している。

 5位の記事は、将来のディスプレイがユーザー・インタフェース機能を持つことを踏まえて、テーブル上面や冷蔵庫の扉などにディスプレイを付けた試作例を紹介している。テーブルの試作品は、置いたワイン・ボトルの種類を認識して、そのワインの情報を表示する。

 1位の記事は、パナソニックがエレクトロニクス関連見本市「IFA 2013」で公開した4K×2K有機ELテレビについて。開発者へ著者が直接に取材している。記事は、2013年1月の見本市で「量産間近であるような言い方をしていた」が、今回のIFA 2013では量産技術の確立に向けて確認事項が非常に多いというコメントを紹介している。ただ著者は、このコメントから、二つの見本市の間に技術的なブレークスルーを起こした結果だった可能性を感じている。

 3位も1位と同じ著者による4K×2K有機ELテレビに関するIFA 2013での記事だ。開発元はソニーであり、担当者から画質に対する自信をうかがわせるコメントを紹介している。