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インナーフレーム構造

クルマづくりの革新の一手

富岡 恒憲=Tech-On!編集
2013/09/25 00:00
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ホンダの新型コンパクトカー「フィット ハイブリッド」とその発表会に登場した本田技研工業社長の伊東孝紳氏
図1●ホンダの新型コンパクトカー「フィット ハイブリッド」とその発表会に登場した本田技研工業社長の伊東孝紳氏

 36.4km/L(JC08モード)と国内最高の燃費を実現したハイブリッド車*1。それがホンダの新型コンパクトカー「フィット ハイブリッド」だ(図1)。本田技研工業社長の伊東孝紳氏は、その発表会の席上で「フィットを皮切りにクルマづくりの在り方を大きく変える」と語った。

*1 ホンダ調べ。2013年8月時点。プラグイン・ハイブリッド車は除く。

 そのクルマづくりの革新の1つとされるのが「インナーフレーム構造」の適用だ。ホンダの軽自動車「Nシリーズ」で既に先行導入している技術だが、新型フィットではさらにそれを進化させた。

 インナーフレーム構造とは、自動車の車体(ボディ)を骨格部材(フレーム)と外板(アウターパネル)に分け、車体全体のフレームを先に組み立ててから、アウターパネルを溶接するという構造だ(図2)。それにより、主要フレーム(骨格部材)をより強固に結合できるようにして、車体の軽量・高剛性化につなげる。従来は、車体を上部(アッパーボディ)と下部(アンダーボディ)に分け、それぞれの骨格とアウターパネルを先に組み立ててから上下を結合していた。

ボディ全体の骨格部材を組み立ててからアウターパネルを溶接するインナーフレーム構造
図2●従来構造(左側)とインナーフレーム構造(右側)
従来構造では、車体を上部(アッパーボディ)と下部(アンダーボディ)に分け、それぞれの骨格と外板(アウターパネル)を先に組み立ててから上下を結合していた。インナーフレーム構造では、ボディ全体の骨格部材を組み立ててからアウターパネルを溶接する。出典:ホンダの新型フィットのプレスインフォメーション

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