「韓国メーカーの『貪欲に学ぼう』という姿勢に驚いた」。こう話すのは、TRIZ(トゥリーズ)の導入支援サービスを日本や海外のメーカー向けに提供しているコンサルタントの前古護氏です。TRIZとは旧ソビエト連邦で生まれた、技術的な問題を解決するのための方法論ですが、それを日本流にアレンジした活用法が今、国内外で注目を集めています。中でも積極的に導入を進めるのが、韓国のPOSCO社とSamsungグループ。両者は2009年から「日本式TRIZ」を学んでおり、前古氏はその指導に携わりました。先日、同氏にお会いし、両者導入の舞台裏をお聞きしたのでご紹介します。
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