電子機器における「ブルーライト(blue light)」の問題は、ディスプレイ業界の関係者にもようやく浸透してきたようだ。機器の利用者にたずねると、ブルーライトは目を疲れさせるので、予防のためブルーライトをカットする眼鏡を掛けているという。また、ディスプレイ技術者に聞いてみると「色々と言われているようだけど、証拠はないのでしょう?」と冷ややかな反応が返ってくることもある。眼鏡屋に足を運ぶと「液晶テレビやLED照明から出ているブルーライトから目を守る眼鏡」といった具体的な広告が掲げてある。眼科医によれば、人間の目は「カメラ」と「時計」という二つの機能を備えており、ブルーライトと目の相関は深いという。一部の眼科医は、懸念されるブルーライトの影響について警鐘を鳴らし始めた。
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