高知県四万十市で41.0℃という観測史上で最高の気温が2013年8月12日に記録されるなど猛暑に見舞われた今年の日本の夏。私の住む上海も記録的猛暑で、日本で言う35℃以上の猛暑日は、7月が25日、8月はこの原稿を書いている22日現在で17日を数えた。また、7月と8月で計5日間40℃をオーバーした他、7月26日には40.6℃、8月7日には40.8℃と2度にわたって上海の最高気温の記録を塗り替えた。

 40℃という未知の暑さが続く中で、私はスマートフォン「iPhone」の「iOS」に標準で付いている天気アプリを使い、リアルタイムで気温を確認しては、「あ、また記録更新だ」などと楽しんでいた。この天気アプリ、ネット上では日本での精度はいまひとつ、という評価のようだが、上海では観測史上最高を更新した2日とも41℃の表示が出ていたから、中国での精度はなかなかである。

上海で観測史上最高の40.8℃を記録した2013年8月7日に撮った、筆者の「iPhone」によるキャプチャ画面。天気アプリが午後1時前に41℃をマークした。
上海で観測史上最高の40.8℃を記録した2013年8月7日に撮った、筆者の「iPhone」によるキャプチャ画面。天気アプリが午後1時前に41℃をマークした。

 さて、iPhoneといえば最近の話題は、次世代の旗艦モデル「iPhone 5S」と、価格を抑えた「廉価版iPhone」の発売日はいつか、という点。米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』(2013年8月20日付)が同年9月10日発表説を唱えている他、『日本経済新聞』(同21日付)は、日本での発売が同年9月20日になると報じている。