Tech-On!ソフトウエア・サイトで、この1カ月間のアクセスランキングは右表のようになりました。前回に引き続き、ランキング1位は日経エレクトロニクスの中島記者によるEditor's Noteでした。

 前回は今回の17位にランクインしている「Googleは分水嶺を迎えている?」でしたが、今回の1位は7月10日に公開した「『簡単』なコンピュータの功罪」です。この記事は、中島記者の小学生時代のPC8801へのあこがれから話が始まります。そして、「ソフトウエアやデバイスは身近なものになったのに、なぜソフトウエア技術者を志す若者が減っているのか」と疑問を投げかけます。その答えの一つは、ややこしくて難しい部分が「ブラックボックス化」されたことのようです。さらに話は展開し、NPO法人の英Raspberry Pi Foundationが販売しているボード型PC「Raspberry Pi」に話が及びます。1ページの短めの記事ですので、読み逃した方は、ぜひ読んでみてください。

 ほかにランクインした記事を見ると、今回はあまり新しい記事がありません。IPAによるセキュリティ連載の記事が多く入っているのは、前回までのランキングと同じ傾向です。この1カ月間、ソフトウエア関連ではあまり大きなイベントはなく、Tech-On!でも大きな特集企画を展開しなかったため、前回ランキングと変わらない結果となってしまいました。次回のサイトマスター便りの掲載までには、新連載なども仕掛けていきたいと思います。