エネルギー
 

中国スマートシティへの「窓口」、低炭素社会へ動く台湾

日経BPクリーンテック研究所 河井保博
2013/07/31 00:00
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 街中を走り抜けていく、黄色とオレンジの何台もの自転車。見ると、地下鉄の駅や商用施設の近くには、自転車が整然と並べて止められている――。

 これは台湾・台北市街で見かけた光景で、「Ubike 微笑單車」として親しまれている、自転車シェアリングサービスである(写真1)。台北市と台湾の自転車メーカーであるGIANTが2009年に始めたサービスだ。いまや、自転車を止めてあるステーションは、駅前、公園、学校を中心に約70カ所に達している。

写真1 台湾の「Ubike 微笑單車」

 Ubikeを利用するには、まず会員登録し、地下鉄と共通のICカード乗車券「EASYCARD(悠遊カード)」を購入する。このICカードを駐輪場所にある読み取り機にかざすと、自転車のロックが外れ、乗れる状態になる(写真2)。

写真2 Ubikeを借りる際は地下鉄の乗車カードを利用する

 料金は30分当たり10台湾ドル(約30円)。自転車は、どのステーションでも借りられ、空きがあればどのステーションで返却しても構わない。例えば地下鉄から出て自転車を借り、公園まで移動して乗り捨てるといったことができる。しかも子供から大人まで、誰でも利用できる。

 Webサイトやスマートフォン(スマホ)用のアプリも整備されていて、駐輪ステーションの場所や、それぞれのレンタル状況も簡単に確認できるようになっている(写真3)。住民の生活の利便性を高める、スマートシティ機能の一つとみていいだろう。

写真3 Ubikeのステーション地図。ステーションの場所のほか、レンタル状況などが一目で分かるようになっている

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