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エディターズ・ノート

2020年の自動車生産トップ5は

  • 林 達彦=日経Automotive Technology
  • 2013/07/23 17:28
  • 1/1ページ

 2012年の自動車世界販売台数で首位となったのは、974.8万台を記録したトヨタ自動車でした。2位はドイツVolkswagenグループで934.5万台、3位が米GM社の928.8万台で、ここまでが900万台を超えています。続いて、4位は809.7万台のRenault日産グループ、5位は711.9万台の韓国Hyundai Kiaグループです。

 特に5位のHyundai Kiaグループは、この十数年でその生産規模を3倍以上に拡大しています。かつて、1999年に生産台数200万台超だったHyundai Kiaグループは圧倒的なスピードで販売台数を伸ばし、上位にいたホンダやフランスPSA Peugeot Citroenグループ、米Ford Motor社などを抜き去りました。これだけ急に成長した自動車グループは、前例がありません。

 特に、規模の大きい上位メーカーがアライアンスや買収などで、ブランド数を増やしながら生産規模を拡大しているのに対し、同グループは2ブランドだけです。それでもこうした急成長を実現してきたのには、会長のチョン・モング氏を頂点に、品質を高めて、デザインに優れるクルマを積極的に投入し、しかもそれらを非常にスピーディーに実施してきたからでしょう。

 ただし、同グループがいま、躍進の一つの踊り場を迎えていることもたしかです。リーマンショック後は非常にウォン安が進み、韓国車の輸出競争力が高まって同グループは追い風を受けました。ところが、現在はウォン安の修正が進み、競争力は落ちる方向です。また、北米の大量リコールや、燃費の水増し問題からの信頼回復も課題です。

 そうはいっても、スピード感に優れる同グループのこと。すぐに新たな手を打って成長し続ける可能性が高そうです。自動車専門の調査会社、IHS Automotiveは同グループが2020年にも生産台数でトップ5を維持するだろうと見ています。トップは1100万~1200万台でトヨタ自動車とVolkswagen社の争い、そして3位は1000万台クラスをめぐり、GM社とRenault日産グループの攻防となりそうです。肝心のHyundai Kiaグループは、815万台程度になると見ています。これまでのような何倍もの成長はさすがに望めませんが、同グループの存在感は今後も高まっていきそうです。

 Hyundai Kiaグループの強さと課題については、2013年7月30日発行予定の日経Automotive Technology 9月号に掲載予定です。こちらもぜひ参考にしてください。

48V化で変わるHEV勢力図
~日本は欧州の標準化に対抗できるのか~
Valeo社、Continental社、Infinion社など主要企業が講演


欧州メーカーが2016年に48Vのマイルドハイブリッド車(HEV)を実用化します。48V化する最大の狙いは、発電機で、エンジン駆動力をアシストできるようにすること。燃費が向上し、欧州の2021年規制(CO2排出量=95g/km)をクリアしやすくなります。一方の日本は、各社が200V程度の高電圧電源を搭載し、専用の駆動用モーターを配置する、本格的なストロングHEVで世界をリードしています。日本は欧州勢に対抗できるのか━━。今回のセミナーでは、48V規格の最新動向から、事例、HEV市場に与えるインパクトまで、多面的に迫ります。詳細は、こちら

日程 : 2016年5月24日
会場 : 関内新井ホール (横浜・関内)
主催 : 日経Automotive

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