水晶を共振させてその周波数からクロック源や基準周波数をつくるタイミング・デバイスが水晶発振器。これに対してシリコン(Si)を使うのがシリコン発振器だ。これまでタイミング・デバイス市場で1%程度のシェアをもつに過ぎなかった海外のシリコン発振器メーカーが、スマートフォンなど出荷台数が多い機器を本格的に狙い始めた。高精度品の製品投入も計画する。水晶発振器市場といえば日本の電子部品メーカーの牙城。これをシリコン発振器は崩すのか。
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