Tech-On!のソフトウエア・サイトは、2012年12月10日を皮切りに、週替わりでテーマ分けてソフトウエア・セキュリティに関連する連載解説記事を掲載してきました。情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA)の皆さんに寄稿していただいたもので、これまでのサイトマスター便りのランキングにも数多くの記事が登場しています。この好評連載企画が、3月28日に遂に完結しました。今回は、これまでに掲載してきた10個の連載解説を振り返ってみます。

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 この2週間のランキングで見ると(下表参照)、1位、4位、5位、9位、16位には「情報セキュリティーにおける10大脅威(2013年版)」(3月18日に連載開始)、2位、6位、7位、11位、17位、19位には「組み込み機器のセキュリティー確保術」(3月25日に連載開始)、15位と20位には「標的型攻撃メールを分析する」(3月11日に連載開始)の各回の個別記事がランクインしています。特に、情報セキュリティーにおける10大脅威(2013年版)は、2000年以降のセキュリティ脅威の変遷を確認した後、10大脅威をランキング形式で紹介し、今後特に注意すべき脅威を解説することで締めくくっています。

 一方、この連載を始めた2012年12月10日以降のアクセスランキングを調べてみると、1月21日に掲載した「【標的型攻撃の現状と対策】第1回:標的型攻撃の実状」が最もアクセスを集めた記事となりました。以下、2位「【『ファジング』によるセキュリティー・リスク軽減への道】第1回:ファジングとは?」、3位「【重要インフラのサイバー・テロに向けた官・民の取り組み】第1回:映画の世界が現実に」と続きます。どれも連載の第1回の記事です。

 これらの連載記事は、最近のセキュリティ脅威の動向を解説するとともに、その対策を対象デバイス/システムや対象者(個人・企業・官公庁)など、視点を変えて詳しく説明しています。時間があるときにじっくりと読んでみてください。なお、次ページには、これまでに掲載してきた連載記事一覧を用意しました。目次としてご活用ください。