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今どきの新人社員は入社前から「隠れ家」を用意する

次世代ワーキング・スペース「HUB Tokyo」の秘密(その2)

臼井 清=かなりあ社中
2013/04/04 00:00
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 こんにちは。かなりあ社中の臼井です。

 前回から「HUB Tokyo」という新しいタイプのワーキング・スペースを紹介しています。「HUB」は、欧米を中心に急速に存在感を高めているビジネス・インキュベーションの場です。そのドキドキとワクワク感をお伝えしたいと思っています。

 HUBのコンセプトの一つが社会人にとっての「秘密基地」であること。利用者の人的交流を活発にする仕掛けや、新規ビジネスのヒントを獲得したり、それを具現化したりするための工夫を凝らしたワーキング・スペースであること。これらの特徴が、一般的なシェア・オフィスやコワーキング・スペースとは異なる施設を形づくっていること。

 前回はこうしたHUBの特徴を説明しました。アイデアやそれを強化するヒントを獲得したり、資金や人材を調達したりするための人的ネットワークを提供する。この機能を備えたワーキング・スペースがHUBです。

 今回は、HUB Tokyoの共同創立者である槌屋詩野氏と片口美保子氏が、HUBを日本に開設しようと思った理由や、新しい事業に懸ける思いに迫ってみたいと思います。そのためには、二人に会って話を聞くのが近道。東京・目黒にオープンしたばかりのHUB Tokyoにお邪魔して、現場で二人に話を聞いてくることにしました。

「え? ここですか」、見つけにくく入りにくいたたずまい

HUB Tokyoの外観。通りかかっても、見過ごしてしまいそう。
[画像のクリックで拡大表示]

 HUB Tokyoは、JR目黒駅から徒歩10分ほどの距離ですが、お世辞にも見つけやすい場所ではありません。教えてもらった住所にたどり着くと、そこにあったのは年代を感じる工場の建物。どこにワーキング・スペースがあるのかと目を凝らすと、重々しい鉄のトビラの前に申し訳程度に黒板に書かれた「HUB Tokyo」 の文字が見つかりました。

 「え? ここですか」。これが正直な感想です。お洒落な「コワーキング・スペース」を探していたら、きっと見落としてしまうことになるでしょう。

 それもそのはず。HUB Tokyoがある建物は、かつて印刷工場でした。多少改装はしているものの、ほぼ印刷工場そのままの状態を居抜きでワーキング・スペースに仕立て上げています。

 なぜ、こんなに見つかりにくい場所とたたずまいなのか。資金が足りなくて、改装できなかったの? もしかすると、それもあるかもしれませんが、「実は少し見つかりにくくしているのだ」とHUB Tokyo代表の槌屋氏は話します。

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