設計力を磨くためのヒント
目次
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モジュラーデザインの感覚は、日常的な設計業務の中で養える
3Dデータ活用による開発プロセス改革について鳥谷浩志氏と新井本昌宏氏に聞く(第3回)
3Dデータ活用によるプロセス改革の対象は、近年普及が進むモジュラーデザイン(MD)にも及ぶ。しかし、その導入は一筋縄ではいかない。ラティス・テクノロジー(本社東京)代表取締役社長の鳥谷浩志氏とデロイト トーマツ コンサルティング(本社東京)マネジャーの新井本昌宏氏は、MD導入のハードルを下げるため…
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3Dデータ活用でデザインレビューのレベルは飛躍的に高まる
3Dデータ活用による開発プロセス改革について鳥谷浩志氏と新井本昌宏氏に聞く(第2回)
3Dデータ活用という視点からのプロセス改革を提唱する、ラティス・テクノロジー(本社東京)代表取締役社長の鳥谷浩志氏とデロイト トーマツ コンサルティング(本社東京)マネジャーの新井本昌宏氏。今回は、3Dデータの活用によるデザインレビューの“進化”について聞いた。
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コンカレント化で増えた設計部門の負荷は、トップダウンのプロセス改革で解消せよ
3Dデータ活用による開発プロセス改革について鳥谷浩志氏と新井本昌宏氏に聞く(第1回)
グローバル化に伴い、日本の企業は開発プロセスの改革が急務だ。そうした中、ラティス・テクノロジー(本社東京)代表取締役社長の鳥谷浩志氏とデロイト トーマツ コンサルティング(本社東京)マネジャーの新井本昌宏氏は、3Dデータ活用という視点からのプロセス改革を提唱している。『Tech-On!』でコラム「…
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【夏休み特別企画】設計力向上に役立つ2013年上期の記事を総ざらい
お盆を目前に控え、ようやく一息という人も多いのではないか。休み明けに快調なスタートを切るべく、設計力向上に役立つ記事をまとめた。2013年に「設計力向上」サイトで掲載されたコラムやニュースを中心に、読者の関心が高かった「モジュール化」「3Dプリンタ」「イノベーション」「設計プロセス改革」「CAD/C…
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設計業務の95%はルーチンワーク、経営者は退屈な仕事から設計者を解放せよ
モジュラーデザインに不可欠な「設計手順書」の役割を日野三十四氏に聞く(最終回)
前回は、設計手順書に基づいてモジュラーデザイン(MD)を進めると「設計の自動化」に行き着くことをMDの第一人者である日野三十四氏に聞いた。自動化によって設計者をルーチンワークから解放することが、創造的なものづくりの第一歩だと同氏は指摘する。
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モジュール化はゴールにあらず、理想の姿は「設計の自動化」
モジュラーデザインに不可欠な「設計手順書」の役割を日野三十四氏に聞く(第3回)
前回は、モジュラーデザイン(MD)とモジュール化が似て非なる概念であることを、MDの第一人者である日野三十四氏に聞いた。設計手順書に基づいてMDを推進した先にある理想の姿は「設計の自動化」だ。しかし、それには膨大なモジュールの組み合わせについて品質を検証しなければならない。そのカギとなるのは、意外に…
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日本の企業は“超天才の集団”にどう立ち向かえばいいのか
創造的なアイデアを生み出す「デザインシンキング」について富田欣和氏に聞く(後編)
前編では、創造的なアイデアを意識的に生み出すための手法「デザインシンキング」について、同手法の活用支援コンサルティングを手掛ける富田欣和氏に聞いた。後編では、欧米がデザインシンキングをどう活用しているのか、それに対して日本の企業はどう導入すべきかについて、引き続き同氏に尋ねた。(聞き手は高野 敦=日…
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日本が無意識に実践していた創造的活動を、欧米は意識的に体系化している
創造的なアイデアを生み出す「デザインシンキング」について富田欣和氏に聞く(前編)
造れば売れる時代は、とうに過ぎ去った。造るべき物が見えにくい今ほど、創造的なアイデアが求められている時代はないだろう。そうした中、創造的なアイデアを生み出す「デザインシンキング」を世に広めようとしているのが、社会人主体の大学院である慶応大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(以下、慶応SDM…
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部品のモジュール化だけでは設計手法にならない
モジュラーデザインに不可欠な「設計手順書」の役割を日野三十四氏に聞く(第2回)
前回は、「設計基準」と「設計手順」の違いという観点から、なぜ設計手順書がモジュラーデザイン(MD)の実現に不可欠であるかについて、MDの第一人者である日野三十四氏に聞いた。今回は、世間一般の議論が部品をモジュール化することばかりに向けられており、設計論には踏み込んでいない原因について、「設計パラメー…
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「設計基準」はあっても「設計手順」がない日本のメーカー
モジュラーデザインに不可欠な「設計手順書」の役割を日野三十四氏に聞く(第1回)
自動車をはじめ多くの業界でモジュール化の動きが進んでいる。しかし、モジュラーデザイン(MD)の第一人者である日野三十四氏は、単にモジュールに分割するという発想では不十分だと指摘する。同氏によれば、そもそもMDを実現するには設計手順を形式知化した「設計手順書」が欠かせないが、ほとんどの日本の企業には…
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3Dプリンタは何でもできる“魔法の箱”じゃない
3Dコンサルタントの原雄司氏に日本ならではの活用法を聞く
クリス・アンダーソン氏が執筆した『MAKERS~21世紀の産業革命が始まる』(NHK出版)によって3D(3次元)プリンタというデジタルツールが市民権を得た。3Dプリンタを使えば個人のアイデアを手軽に形にでき、誰でもがメーカーになるチャンスがある。一方で、3Dプリンタは日本の製造業にどのようなインパ…