ものづくりエディターズ・ルーム@虎ノ門
目次
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トヨタやファナックがAIに本気になった理由
日経ものづくり編集長から
2016年1月上旬に米ラスベガスで開かれた「CES」で、最もインパクトが大きかったニュースの1つが、トヨタ自動車が発表したAI(人工知能)を研究する子会社「Toyota Research Institute」(以下、TRI)の体制だったと言えるでしょう。
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「5番勝負」で2016年の製造業を占いました
日経ものづくり編集長から
日経ものづくりでは毎年1月1日に1月号が発行されます。新年号ということで我々編集スタッフも通常号以上に気合いが入ります。その意味もあり、1月号では通常号とは一味異なる特集、すなわち来るべき1年を占うような記事、あるいは弊誌から製造業への提言といった内容の記事を掲載してきています。
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日本の航空機産業、世界に羽ばたけるか
日経ものづくり編集長から
2015年11月11日、国産の小型ジェット旅客機「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」が、ついに初飛行を成功させました。テレビのニュース番組はもちろんのこと、多くの情報バラエティ番組でも取り上げられ、日本中をにぎわす明るい話題となりました。
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「何でもくっつける」、新局面へ
日経ものづくり編集長から
「何でもくっつける」。日経ものづくりは、2014年8月号でこうしたタイトルの特集記事を掲載しました。性質の異なる材料を極めて強固に接合する異種材料接合技術を分かりやすい表現にするために、あえて冒頭のタイトルをつけました。
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Google Glass復活は序章に過ぎず
日経ものづくり編集長から
ウエアラブル・デバイスがものづくりの現場に広く普及しようとしています。ハンズフリーで情報を操作・発信できるという利便性が、現場で大きな効果を発揮するからです。
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日本のスマート工場最前線、インダストリー4.0は怖くない
日経ものづくり編集長から
世界各地で工場のスマート化に向けた動きが進んでいます。特に先行しているのが、ドイツの「インダストリー4.0」や米国の「インダストリアル・インターネット」です。インダストリー4.0は、ドイツ政府が主導する国家的な技術戦略で、ドイツの産官学が一体となってスマート工場の実現に取り組んでいます。
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ウエアラブルはものづくりを変えるか
「現場の情報化とウエアラブル機器」に関する調査を実施中です
「Google Glass」の一般販売が中止になるなど、セキュリティー面の課題などから民生用としての普及は進んでいないメガネ型端末ですが、業務向け用途で普及の兆しを見せています。業務向け端末が相次いで発売されるなど、メーカー各社も民生用から業務用に舵を切りつつあります。そのターゲットの1つが製造業…
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水戸岡鋭治氏が動画で語るJR九州「或る列車」のデザイン
JR九州が2015年8月8日、スイーツコース付きの観光列車「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」の営業運転を開始しました。デザインを担当したデザイナー水戸岡鋭治氏の著書「鉄道デザインの心」(日経BP社)発売記念イベント(2015年7月28日)で、同氏が「或る列車」について語った内容…
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3Dプリンティングで反転攻勢する日本
日経ものづくり編集長から
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3Dプリンターを生産設備として使っていますか?---「3Dプリンティング/AM」に関する調査を実施中です
「数字で見る現場」担当者から
軽オープンスポーツカー「コペン」(ダイハツ工業)の外板に取り付ける装飾部品や、エネルギー産業用プラントで使われる特殊仕様のコントロールバルブ部品(GEオイル&ガス刈羽事業所)など、3Dプリンターを最終製品の製造に使うという事例が増えてきました。これらは特殊な取り組みなのでしょうか、それとも世の中全…
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品質ニッポン、どうすれば甦るか
日経ものづくり編集長から
「今は捜査に全面的に協力している段階で、先のことは決めていない。ハンプ氏に対しては法を犯す意思がなかったことを信じている」。2015年6月19日、トヨタ自動車の豊田章男社長が、ジュリー・ハンプ常務役員の逮捕を受けて、東京都内の記者会見の場に臨み、このように訴えかけました。この日のちょうど2週間前に当…
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バラつき対策の「今」を追いました
日経ものづくり編集長から
製品に付き物である品質や特性のバラつき。製造業に身を置く企業にとっては、古くて新しいテーマといえますが、ここにきて記者説明会の場や取材などの場で「バラつき」という言葉をお聞きすることが増えています。
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「3Dソーセージ」を美しく撮る
日経ものづくり2015年6月号のものづくりQuizでは、バラの形をした「3Dソーセージ」を取り上げました。型を使って成形しているのですが、その造り方の詳細については本誌をお読みいただくとして、ここでは誌面を飾った1ページ目の写真について紹介したいと思います。
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気がつけば世界はEV
日経ものづくり編集長から
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こんな工学部は不要?
日経ものづくり編集長から
日本ではいよいよ桜が開花し、多くの方がウキウキした気分でお過ごしになられていると思います。桜が咲く時期というのは新学期の始まりに当たります。そこで、日経ものづくりでは2015年4月号で、日本の教育システムのあるべき姿を考える特集を掲載することを決めました。
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脱線事故の被害を最小限にとどめたフェイルセーフ機構
間もなく発行となる『日経ものづくり』2015年4月号のコラム「事故は語る」において、2013年9月にJR函館本線の大沼駅構内で起きた貨物列車の脱線事故を取り上げました。直接の原因は、レールが整備基準値を超えて大きく変形していたことです。しかし、事故の調査に当たった運輸安全委員会は、そうした状況を放…
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世界のスゴい工場、取材しました
日経ものづくり編集長から
2015年1月に米国で開催されたデトロイトモーターショー。大手自動車メーカー各社がさまざまな新型車やコンセプトカーを華々しく発表する中、大きな注目を集めたのがベンチャー企業の米Local Motors社でした。
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10年後の製造業の姿を独自予測しました
日経ものづくり編集長から
日経ものづくりは、2015年2月号から誌面を大幅にリニューアルします。我々は、これまで独自調査「数字で見る現場」や「事故は語る」などのコラムを通じて、製造業の現場感をリアルにお伝えしてきました。
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日本のものづくりの強み、ここにあり
日経ものづくり編集長から
日経ものづくりでは、毎号、「数字で見る現場」というコラムで、独自のアンケート調査を実施しています。新年号となる2015年1月号では、「日本のものづくりならではの強みとは何か?」というテーマで皆様にお聞きしました。
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ものづくりにも「おもてなし」を
日経ものづくり編集長から
「インターネットは今、産業・商業分野において企業の在り方を大きく変えつつある」。米General Electric(GE)社でインダストリアル・インターネット関連事業を統括するGE Software社Vice PresidentのBill Ruh氏は2014年11月に開催した説明会でこう強調しました…