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LG Displayの2012年度4Q決算、営業利益率が6.7%へ回復

2013年度1Qは調整局面だが価格はあまり下がらない見通し

中根 康夫=ドイツ証券
2013/02/08 00:00
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 TFT液晶パネル最大手の一角を占める韓国LG Display社は、2013年1月24日、2012年度第4四半期(4Q)決算を発表した。同4Qの売上高は8兆7430億ウォン〔対前年比(YOY)で32%増、対前四半期比(QOQ)で15%増〕と四半期では過去最高を更新。タブレットPC、スマートフォン向けなどの高付加価値製品の比率が50%から65%へと上昇したことによるプロダクトミックスの改善と、同社想定を上回る出荷量により、同営業利益は5870億ウォン(YOYで黒字転換、QOQで98%増)に達した。同当期利益は3190億ウォン(YOYで黒字転換、QOQで102%増)、同売上高総利益率はQOQで2.2ポイント上昇の12.7%、同営業利益率は同2.8ポイント上昇の6.7%となった。

在庫は減りLCDモジュールベースの平均単価は上昇

 LG Display社の同期末の在庫は、2兆3900億ウォンとQOQで13%減。同在庫回転日数(期首期末平均、原価ベース)は、2012年度3Qの35.6日から30.6日とQOQで5日短縮した。

 2012年度通年では、同社の連結売上高は29兆4300億ウォン(YOYで21%増)、同営業利益は9120億ウォン(YOYで黒字転換)、同当期利益は2360億ウォン(YOYで黒字転換)。同営業キャッシュフローは、4兆5570億ウォン(YOYで26%増)だった。

 同社の2012年度4Qの出荷面積については、全アプリケーションにおける季節要因による需要増とスマートフォン向けの高精細パネルの大幅な出荷増により、1006万1000m2(YOYで20%増、QOQで10%増)とQOQで8~9%程度の増加というガイダンス(会社側予測)を上回った。同平均販売価格(ASP:Average Sales Price)は安定基調で推移し、LCDモジュールベースでのBlended ASP(平均単価)については、高付加価値製品の出荷増によってQOQで9%上昇の802米ドルとなった。

 同4Qにおけるアプリケーション別の売り上げ構成は、テレビ向けが43%(2012年度3Qは47%)、モニター向けが16%(同16%)、ノートブック(NB)向けが10%(同13%)、タブレットPC向けが17%(同15%)、携帯電話その他向けが14%(同9%)だった。

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