HEV/EV要素部品技術2012-2013、日経エレクトロニクス 共同編集、15000円(税込)、A4変、240ページ、日経BP社、2012年8月
HEV/EV要素部品技術2012-2013、日経エレクトロニクス 共同編集、15000円(税込)、A4変、240ページ、日経BP社、2012年8月
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 ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)と、ガソリン車で大きく異なる部品の“主役”はモータと電池。本書はそのうち、主役の一つである電池とそれら以外の“脇役”の部品に焦点を当てた。脇役とは例えば電池の周辺技術であるセルバランス回路や電池パック、評価装置である。さらにエアコンやブレーキ、充電器なども紹介する。車両としての品質を高めるにはこうした“脇役”の技術が重要である。

 構成は1章がLiイオン2次電池。最近のHEV/EVに採用された電池の仕組みや構造、加えて固体電池などの将来技術を解説する。2章が電池の周辺技術とキャパシタ。電池セルごとの電圧をそろえる技術の紹介に力点を置いた。3章が電動コンプレッサやブレーキなどの補機類。サンデンやデンソー、豊田自動織機などの技術者が自社の技術を解説する。4章が充電器やワイヤレス給電技術。ハードウエアの説明に加えて、通信を使い利便性を高めるソフトウエアにも触れた。

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