売上高が100億~2000億円程度の中堅どころの自動車部品メーカーにとって、この1年は「ポスト中国戦略」に知恵を絞った年だった。この10年、部品メーカーが最優先で取り組んできたのが中国進出。それがようやく一段落した。その上、尖閣諸島の問題など“中国リスク”が顕在化した。いま、各社が中国以外の新興国への進出に躍起になっている。
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