電子部品 受動部品からモジュールまで電子部品の総合情報
 

【ワイヤレス技術の最新トレンド】第1回 移動通信編

日経エレクトロニクス
2012/12/14 00:00
印刷用ページ

日本発の無線技術を表彰する「NEジャパン・ワイヤレス・テクノロジー・アワード」。本連載では、選考に先立ち、無線技術の最新トレンドを数回に分けておさらいする。まずは、携帯電話サービスを支える、移動通信技術の将来動向を紹介する。

 無線技術の将来動向を解説する連載の第1回目は、携帯電話やスマートフォンのサービスを支える移動通信技術に焦点を当てる。無線通信業界の言葉では、無線WAN(wide areanetwork)に相当する。本連載では次回以降、無線LAN(l ocal areanetwork)、そして無線PAN(personalarea network)の技術動向を順次紹介していく。

3GPPが動き出す

 無線WANの技術動向を大きく左右するのが、「3GPP(The 3r dGeneration Partnership Project)」の動向である。3GPPは、第3世代移動通信方式(3G)以降、世界の携帯電話サービスの標準化をリードしてきた。この3GPPが策定する仕様(リリースと呼ばれる)こそが、その後の移動通信技術の趨勢を決めると言っても過言ではない。

図1 LTEが普及、ポストLTE-Aも
今後の移動通信技術の方向性をまとめた。移動通信事業者にとっては、伝送容量拡大が最優先課題となる。この際には、スモールセル基地局や高度の干渉補償技術などが求められる。2010年代後半には、最大データ伝送速度が1Gビット/秒を超える。(図:日経エレクトロニクス 2012年8月20日号、p.60の図1から)
[画像のクリックで拡大表示]

 3GPPは間もなく、LTEの後継仕様である「LTE-Advanced」に関する追加規定を盛り込んだ「リリース11」の標準化を終える。そしていよいよ、その後継仕様の「リリース12」(2014年後半に策定終了予定)、さらにその先の「ポストLTE- Advanced」の構想などの議論を始めようとしている(図1)。LTE- Advancedは2015年ごろの実用化を、そしてリリース12やポストLTEAdvancedに関しては、2016年~2020年頃の実用化を想定する。

 以下では、「2013~2015年」「2016~2019年」「2020年以降」という三つに分け、3GPPの議論内容から推定される将来シナリオと、求められる技術を示していく。

ここから先は日経テクノロジーオンライン会員の方のみ、お読みいただけます。
・会員登録済みの方は、左下の「ログイン」ボタンをクリックしてログイン完了後にご参照ください。
・会員登録がお済みでない方は、右下の会員登録ボタンをクリックして、会員登録を完了させてからご参照ください。会員登録は無料です。

<技術者塾>
電源制御と主回路の定式化手法(2日間)
~状態平均化法によるコンバータの伝達関数の導出と制御設計の基礎について事例を基にわかりやすく解説~



これまでの電源設計の教科書にはない新しい見地から基礎理論および実践例について解説するとともに、「系の安定度」の問題点と解決手法についても解説します。今年3月に発刊した「スイッチング電源制御設計の基礎」(日経BP社刊)をベースに最新の内容を解説いたします。詳細はこちら

【日時】:2015年9月28~29日 10:00~17:00 (開場9:30)予定
【会場】:化学会館(東京・御茶ノ水)
【主催】:日経エレクトロニクス

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング