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台湾・中国 中根レポート

AUOとCMIのパネル生産、2012年10月はほぼフル稼働

  • 中根 康夫=ドイツ証券
  • 2012/12/05 00:00
  • 1/2ページ

AUOの大型パネル出荷はMOMで16%減

 台湾AU Optronics社(AUO)は、大型パネルの2012年10月の出荷数量が990万枚と対前年比(YOY)で20.8%増、対前月比(MOM)で15.7%減。実需ベースでの生産を続けている同社も、実需回復に伴い稼働率も緩やかな改善基調が続き、稼働率は85%に達したと見られる。ガラス基板の投入量については、対前四半期比(QOQ)で14%増となった第2四半期(2Q)に続き、3QもQOQで約10%増と2桁の伸びだったと見ている。4QもQOQで横ばいから若干の減少と高水準の生産を続けると見られる。

TV向けの需要回復でG8やG7.5が高稼働率を維持

 第7.5世代(G7.5)ラインは、24、42、50インチのモニター/テレビ(TV)向けなど、需要が堅調な機種や新機種を多く生産しており、稼働率は相対的に高め。足元の稼働率(2012年11月下旬)は約95%と、ほぼフル稼働に達した。G8ラインの稼働率に関しては46、55インチなど大型サイズの増産を背景に8割超を維持。同ラインについては、中国勢が大増産している32インチの生産を抑制していることもあり、生産能力にはまだ余裕がある。現在逼迫している42インチの供給力増加のために21.5インチとの共取り生産がまもなく始まる。そのため、稼働率は同年12月からさらに一段上昇し、フル稼働に達する勢いである。

 一方、ノートブックPC(NB)向けモニターの不振により、厳しい事業環境を余儀なくされているG5/G6ラインについては依然、相対的に厳しい。ただし、NBの不振をタブレットが埋める形で改善基調にあり、稼働率は8割程度に回復してきた。G5ラインはモバイルやタブレット向け、タッチセンサ向け(L5Bと呼ばれるG5ラインで約5万枚)などが主流。L5Dと呼ばれるG5ラインでは、0.4mmの薄型ガラスを採用した「iPad Mini」向けのIPS(In Plane Switching)パネル(7.85インチ、XGA)の量産が始まっている。ガラス基板ベースでは2012年9月に1万5000枚/月程度の投入を行ったが、歩留まり改善に腐心しており、同年9月、10月ともに出荷は少量に終わったと見られる。

 2012年10月の売上高は318億8500万新台湾(NT)ドル(YOYで9.0%増、MOMで6.3%減)とMOMで減少。連結ベースの売上高も334億4800万NTドル(YOYで7.2%増、MOMで7.0%減)とMOMで減っている。同年1~10月の累計の連結売上高はYOYで3%減。

 中小型パネルの2012年10月の出荷数量は1400万枚と、YOYで15.1%減、MOMで4.4%減。同年1~10月のその累計出荷量はYOYで17%減。

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