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TSMC第3四半期決算、営業利益が前年比70%増

中根 康夫=ドイツ証券
2012/10/30 19:00
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 2012年10月25日、台湾Taiwan Semiconductor Manufacturing社(TSMC)が2012年第3四半期(3Q)業績を発表した。台北で説明会を開催した。以下、決算・決算説明会の概要および見通しを記す。

2012年3Q連結は事前予想の上限を上回る


 中国市場向け(TSMCはこのように分類しているが、実際には一部が他の新興国へ輸出されている)モバイル機器(スマートフォン、タブレット)関連の半導体需要が引き続き強いこと、加えてフォトマスクの売り上げ貢献によって売上高は1413億7500万NTドル(対前年比(YOY)+33%、対前四半期比(QOQ)+10%)と事前予想(1360億~1380億NTドル)のレンジ上限を上回った。営業利益は526億5300万NTドル(YOY+67%、QOQ+13%)、当期利益は493億300万NTドル(同+62%、+18%)。

 売上高総利益率(事前予想の46~48%に対し実績は48.8%)および営業利益率(同34~36%に対し、37.2%)は、共に事前予想レンジの上限を上回った。上ブレの理由は稼働率が同社想定よりも高かったこと、およびプロダクト・ミックスの改善、想定以上の歩留まりによるものと同社は説明している。在庫評価額の調整と為替のプラスの影響が、QOQで稼働率が低下したことなどのマイナス要因を相殺し、売上高総利益率はQOQ+0.2%ポイント上昇したとコメントした。

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