最近、幾何公差による精度指示への取り組みが多くのメーカーで本格化しています。背景には、海外メーカーとの取り引きが拡大する中、あいまいさが残る寸法公差主体の図面によるトラブルが顕在化しているという事実があるようです。
今回、2008年12月に発行した『幾何公差ハンドブック』に14問(40ページ分)の練習問題を追加し、「増補版」として改定しました。幾何公差はあいまいさがない分、使い方(描き方や解釈)にも厳密さが求められます。その点が、「幾何公差は難しい」という一般的な印象につながるのかもしれません。しかし本書では、豊富な図例を掲載することで直感的な理解をしやすくしています。手元に1冊、グローバル図面の参考書として置いてください。
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