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HOMEスキルアップマネジメント書籍レビュー > 長く読み継がれてきた車両運動力学の古典

書籍レビュー

長く読み継がれてきた車両運動力学の古典

自動車の運動と制御 車両運動力学の理論形成と応用[第2版]、安部正人著、3,570円

  • 2012/10/13 00:00
  • 1/1ページ
自動車の運動と制御 車両運動力学の理論形成と応用[第2版]、安部正人著、3,570円(税込)、310ページ、東京電機大学出版局 第2版、2012年1月
自動車の運動と制御 車両運動力学の理論形成と応用[第2版]、安部正人著、3,570円(税込)、310ページ、東京電機大学出版局 第2版、2012年1月
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 本書の最初の版である「車両の運動と制御」を著者が共立出版から出版したのが1979年のこと。今から30年以上も前になる。そこから、車両の運動力学や技術開発の進化を織り込み、改訂版を山海堂から出版したのが1992年のことである。この出版社では、2003年に第2版を出した。出版社を東京電機大学出版局に移し、新たに第1版を出版したのが2008年。それから4年が経過し、第2版として出版されたのが本書である。

 出版社を変えながら延べ4回も改版を重ねる本書は、この分野ではもはや古典であり、車両の運動制御を担当する技術者にとっては名が知られる存在になっている。この第2版で変わった部分はタイヤに関するデータを新しいものに置き換えたことや、最近のモデルベース開発の流れに沿い、「MATLAB/Simulink」の数値計算例を取り入れたことなどである。ラプラス変換を多用するため、機械工学出身者には難解であることでも知られる本書だが、今後も古典的な地位が変わることはなさそうだ。

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