液晶部材メーカーは、主要9社中6社でMOM増収

　バックライト最大手の台湾Radiant Opto-Electronics社は、中国工場を含む連結では65億1700万NTドル（YOYで26.5％増、MOMで15.2％減）。出荷数量（連結ベース）は、TV用がMOMで20.6％増の80万枚、PC用はモニター向けが同12.0％減の160万枚、NB向けが同15.3％減の830万枚。NBに含まれているタブレット向け、特にiPad向けの調整が響いたとみられる。

　偏光板大手の台湾Optimax Technology社は、4億2200万NTドル（YOYで26.4％増、MOMで69.2％増）、台湾Chimei Material社は連結で16億2000万NTドル（YOYで8.2％減、MOMで2.4％増）、台湾BenQ Material社は11億9600万NTドル（YOYで33.6％減、MOMで13.6％減）。

　CCFL（冷陰極管）最大手の台湾Wellypower Optronics社は7億3000万NTドル（YOYで5.5％増、MOMで4.3％増）。タッチセンサーでは台湾Sintek Photoronic社が4億2800万NTドル（YOYで46.7％減、MOMで160.6％増）。ドライバーICでは台湾最大手のNovatek Microelectronics社が31億5900万NTドル（YOYで4.7％増、MOMで8.8％増）と増収。ドライバーICのファウンドリを手掛ける台湾Vanguard International Semiconductor社は15億8100万NTドル（YOYで14.2％増、MOMで3.8％減）。台湾Chipbond Technology社は10億6900万NTドル（YOYで9.5％増、MOMで8.2％増）。