設計力向上 開発手法と支援ツールの動向・事例
 

1次元シミュレーション・ツール

構想設計での性能つくり込みに有効 短い時間で製品全体の挙動を計算

木崎 健太郎=日経ものづくり
2012/09/06 12:00
出典:日経ものづくり、2012年9月号 、pp.86-89 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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 設計中の製品の挙動を、形状などの詳細を決める前にシミュレーションできる手段として、いわゆる「1次元シミュレーション」ツールの利用が広まっている。3次元と1次元の両方のシミュレーション・ツールを取り扱っているエルエムエス・ジャパン(本社横浜市)は「引き合いの件数は数年前と逆に、今は1次元の方が多い」と話す。的確に性能を満たした製品を短い期間で開発するために、構想設計段階からシミュレーションを実施するユーザーが増えているのだ*1。さまざまな分野の物理現象が関わるマルチドメインのシミュレーションに使えるもの(一覧表A)と、特定用途向けのもの(一覧表B)がある。

*1 学会での活動も始まっている。日本計算工学会は「ものづくりのための計算工学研究会」を2009年に設置しており、その分科会のテーマの1つに「1DCAE」を選び、啓蒙活動を進めている。

一覧表A●マルチドメインの1次元シミュレーションが可能なツールの例
[画像のクリックで拡大表示]
一覧表B●特定用途向けの1次元シミュレーション・ツールの例
[画像のクリックで拡大表示]

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