まず、第三角法のルールでは、3次元モデルを正面から眺めた形状を図面の左下に、上面から眺めた形状を図面の左上に、右側面から眺めた形状を図面の右下にそれぞれ描き、それらを、正面図、平面図、右側面図と呼んでいる。

 図1に平成22年度2級前期試験の設問34の解答[1]の図面を示す。

図1●平成22年度前期試験問題の設問34の解答[1]
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 この図面と設問の図面を比較すると、平面図の赤線の部分が不足している。

 図2は、解答[2]の図面である。

図2●平成22年度前期試験問題の設問34の解答[2]
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 この図面と設問の図面を比較すると、右側面図に余分な線がある。

 図3は解答[3]の図面である。

図3●平成22年度前期試験問題の設問34の解答[3]
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 この図面が設問の図面と一致している。よって、解答は[3]である。