2011年、米国では1年の大半を通してテレビ需要が低迷した。当社の最新市場調査(季刊 世界TV出荷調査レポート – Advanced版)によると、2011年第1~3四半期合計出荷台数で、対前年同期比約5%減となっている。LEDバックライト搭載、3次元(3D)、インターネット対応といった機能も、消費者に手持ちのテレビを買い替えさせるまでには至っていない。現在の経済状態や消費者の買い控え姿勢に加え、消費者が真に欲する魅力的な新機能も不足していることから、買い替え市場である米国では今、消費者に「新しいテレビに買い替えよう」という気持ちにさせるのが難しい。
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