有機ELパネルは、次世代ディスプレイの有力候補と目されている。しかし、コストの課題を克服できず、パネル価格は高止まりしている。有機ELパネルが将来成功するか否かは、大型化と歩留まり向上に大幅な進展を見いだせるかどうかにかかっている。有機ELのビジネス・チャンスの第一波は、現在のスマートフォン、携帯型ゲーム機、デジタル・カメラなどのハイエンド製品である。第二波として有機ELテレビのビジネス・チャンスが、2015年以降に到来する可能性がある。
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