• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOMEスキルアップマネジメントデバイス技術を俯瞰する・Yoleレポート > 紫外線LEDがUVランプ市場を揺るがす

デバイス技術を俯瞰する・Yoleレポート

紫外線LEDがUVランプ市場を揺るがす

  • Jean-Christophe Eloy=Yole Developpement
  • 2011/05/31 00:00
  • 1/2ページ

 従来型のUV(紫外線)ランプの市場は現在、4億2700万米ドルの規模である。しかし、小型であることや低いコスト、環境に優しい構成などの理由により、紫外線を発する発光ダイオード(紫外線LED)が従来型のランプに代わって、携帯機器を中心とする多くの新しい用途を生み出すと期待されている。

 仏Yole Developpement社は、紫外線LED市場は2016年までに1億1500万ドルになると予想する。この予想は、UVA(波長が315-400nmである紫外線) LEDが紫外線硬化の用途において大きな可能性を持っていることをベースにしている。同用途が拡大するのは、ウエハーや空気滅菌に対する需要が増える時である。

 2010年は、紫外線LED市場(研究開発を除く)の90%以上が紫外線硬化や偽造検出、計装といったUVAやUVB(波長が280-315nmである紫外線)を利用する用途に関連したものだった。残りの10%には、UVA LED を光触媒に利用した空気清浄や、UVC(波長が280nm未満である紫外線)を利用した色彩分光計などがある。

 UVA(波長が315-400 nm の紫外線)に関する事業は現在、UV LEDの中心的な市場となっていて、この傾向は少なくとも今後5年間は続くと考えられている。UVAは2010年に市場の90%を占めていたが、それは2016年までに80%に低下すると予想されている。

 UVAの主な用途としては、紫外線硬化、文書や紙幣の検査、光触媒を利用する空気清浄機などがある。そういった用途の中で、最も力強くまた重要なUVAランプの市場は紫外線硬化分野である。ここでは、紫外線LEDは従来型の水銀ランプと競合することになる。この市場は1億2000万ドルとかなり規模が大きく、従来型の技術よりも高速かつ環境に優しいコーティングにより、10%以上成長する可能性がある。

 興味深いことに、過去5年の間にシステムやパッケージングの分野に多くのプレイヤーが参入した。有名な所では、Heraeus Noblelight社(伝統的な水銀ランプのメーカー)やLuminus Devices社、Phoseon Technology社、Clearstone Technologies社、浜松ホトニクス、パナソニック、オムロン、Integrated System Technologies(IST)社、Metz-Werke社、Dr. H?nle社などである。

 UVCの分野においては、市場の開拓者であるSET社がLEDの出力を順調に高めている。そして日亜化学工業や創光科学、Nitek社、産業技術総合研究所、Crystal IS社といった新たなプレイヤーも技術の改良を進めている。

【技術者塾】(7/11開催)
高収益への転換のカギ「品質コストマネジメント」

最小のコストで最大の品質を実現し、利益を生む品質管理への変革を成し遂げる


「品質コスト」は、統合的品質管理(TQC)や総合的品質管理(TQM)と同様に、製造業の成否を占う重要な手法として誕生しましたが、日本では注目されてきませんでした。本講座では、日本企業の組織風土に適した品質コストマネジメントを、豊富な事例とともに適否演習を活用しつつきめ細かく解説します。詳細は、こちら
日程 : 2016年7月11日
会場 : 日本科学技術連盟 東高円寺ビル
主催 : 日経ものづくり、日本科学技術連盟

おすすめ ↓スクロールすると、関連記事が読めます↓