趣旨
アジアにおけるビジネス展開で日本企業がどんな点に注意すべきか、8年間で延べ300社を超える中国や台湾などでの現地ヒアリングの経験から注意ポイントを解説する。特に、ビジネスの基本である人間関係作りやネットワーク構築のノウハウ、さらにネットワークを駆使したビジネス展開の進め方など、著者独自の視点による注意点やノウハウを紹介。信頼できる中国人と危ない中国人の見極め方、中国人とうまくつきあう実践テクニック、台湾企業を活用した中国でのビジネス展開なども取り上げる。
吉村 章(よしむら・あきら)
Taipei Computer Association (TCA) 東京事務所駐日代表。NPO法人アジアITビジネス研究会理事。独立行政法人中小企業基盤整備機構国際化支援アドバイザー。
中国に進出する日本企業を進出することが主な業務。1987年から台湾駐在。1996年に台湾で最大のIT業界団体であるTCAの駐日代表として帰国。2001年からは中国に進出する日本企業と台湾企業とのアライアンスをサポートする業務を本格かさせる。また、中国赴任者を対象とした「中国ビジネススキルアップ研修」を提供。自身の現場経験と独自の研修内容による参加体験型で実践的な内容は多くの企業で採用されている。著書に「中国人とうまくつきあう実践テクニック」総合法令出版/2010年5月、「知っておくと必ずビジネスに役立つ中国人の面子(メンツ)」総合法令出版/2011年5月がある。