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民主大勝を“予言”したネット大衆

口コミ情報がけん引する社会とは

内山 幸樹=ホットリンク 代表取締役社長
2009/09/07 00:00
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 先日の週末、毎週通っているスポーツジムに出掛けた。ジムに向かう途中は軽い小雨だったのだが、トレーニングを終える頃には雨も上がり、身体を酷使した疲労感と達成感とで、清々しい気分で帰宅した時のことだ。

 ふと空を見上げると、ものすごくきれいな虹が空に広がっていた。高層ビルを中心に、ほぼ半円を形作るものすごくきれいな虹だった。

 思わず手持ちの「iPhone」で写真を撮り、ミニブログ・サービス「Twitter」に、写真と一緒に「きれいな虹がでてる!」とつぶやきを投稿した(筆者のTwitterページはこちら)。

同じ時間に同じ思い出を共有する人々

トレーニング後に見た虹
[画像のクリックで拡大表示]

 その時、何気なく、Twitter上の友人のつぶやきを眺めてみると、同じくらいの時刻に同じように「虹がきれい」と書き込んでいる人がいた。今どこにいるか分からない友人が、都内のどこかで自分と同じように空を眺め、同じ虹を見てきれいと思っている。そう思うと、ちょっとロマンチックでうれしい気持ちになった。

 そこで、ふと思った。

 「このきれいな虹を見ている人は、自分と友人の2人のほかに、どれだけいるのだろう?」

 「この虹って、どれくらい遠くから見えるんだろう?」

 そこで、Twitterのつぶやきを検索するサービスを使い、「虹」というキーワードで直近の投稿を検索してみた。

 すると、なんと! わずか10分足らずの間に、虹についてのつぶやきが100件以上も書き込まれているではないか。私と同じように、いや私が撮った以上に素敵な虹の写真を投稿している人もたくさんいた。サイバーエージェントの藤田晋社長も、いかにも摩天楼の高層ビルの上層階から見たかのような虹の写真を投稿していた。

 こんなにも大勢の人と、今この瞬間に同じ虹を見て、そして「きれいだぁ」という感動を共有できていることを知って、またまたうれしくなった。

 さて、ここでちょっと考えてみたい。インターネット上で、利用者同士がつぶやきを共有することの本質はどこにあるのだろうか。

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