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500本の記事で振り返る次世代DVDの6年戦争 【2002年:発端】

今井 拓司=Tech-On!
2008/02/20 14:40
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 2002年2月19日。DVDの次の市場を狙う光ディスクの規格「Blu-ray Disc」を,日欧韓の大手AV機器メーカー9社が発表した。これが,次世代DVD規格を巡る国内大手電機の確執の端緒になった。規格策定の背景にあったのは,光ディスクの将来に対する危惧である。2000年7月に日経エレクトロニクスが掲載した特集記事「光ディスク絶対絶命」が,光ディスク技術者の間に,ネットワークやHDDといった競合技術の進歩によって光ディスクの役割が奪われかねないとの危機感をかき立てたという。

 ソニーなどが着々と開発を進めていた技術に基づくBlu-ray Discは,めざましい勢いで足場を固めていった。この年の10月に開かれたデジタル家電関連の展示会「CEATEC JAPAN2002」では,早くも各社が試作機を展示している。実はその半数が,ソニー製だった

 Blu-ray Disc規格を提唱したメーカーのきらびやかな顔ぶれは,業界の足並みがそろっていることを暗に示したかのようだった。しかし,そこには重要な1社が欠けていた。DVDの規格策定を手掛けるDVD Forumの会長会社だった東芝である。Blu-ray Disc発表当初から,同社は「現行DVDと同様,次世代規格もDVD Forumで議論がなされていくのが望ましい」(広報部)と主張していた。同年6月,東芝はBlu-ray Disc規格と決別する意向を表明。8月には,NECと共同で新たな企画案を固めた。これが,HD DVD規格の第一歩だった。

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* Tech-On!ではこれまで,次世代DVDに関する動きを詳細に報道してきました。関連記事は500本以上にも上ります。2002年から各年ごとに分けて動きをまとめるとともに,それらの関連記事へのリンクを集めました。本記事はその2002年版です。

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