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HOMEスキルアップマネジメント久保田達也の「どうすりゃいいんだ」 > バリの女子大生の夢、と誤解

久保田達也の「どうすりゃいいんだ」

バリの女子大生の夢、と誤解

  • 久保田達也=サイバー大学IT学部教授,イッツ代表,冒険家
  • 2007/11/30 13:07
  • 1/3ページ

 「ウソも数撃ちゃそのうち当たる」とか軽く言っていたらホントになりそうで、僕自身、驚いてしまっている。まあ、ここまではけっこう簡単に事が運ぶのだがその後が…ということが実際には多いのではあるが。

 その「ホントになるかも」の一つは、「福岡とベトナムを結ぶ海運業をはじめ、さらにはベトナムを生産拠点に育てて中国、インドの計30億人に売りまくろう」というアイデアに対して、「それならベトナム料理店で成功しているお金持ち経営者を紹介します」「ベトナムと次世代アジア経済を研究しているチームですが、ご一緒にどうですか」など、マジにやってみようかという提案をいただいた。ありがとうございます。今後の進展については、いずれご報告します。

 はたまた、「キャナルシティー開店は11年前、博多駅には阪神ではなく阪急百貨店がくる、自動車工場はスズキではなくダイハツである」というご指摘もいただいた。恐縮です。その通りでございました。お許しください。

 で、今回の本題。連載の第1回で取り上げさせていただいた、「バリの美人女子大生の『将来ホテルを作りたい!』という夢に、ものすごく感銘を受けた」という話の後日談である。「まずは共同研究からか」とか思い、軽い気持ちでバリにあるウダヤナ大学にメールを出してみたところ、速攻で「ウェルカム!」とS教授から返信があった。その軽さに感動し、バリに飛んで打ち合わせをしてきてしまったのである。

 ウダヤナ大学は、デンパサール飛行場近くの山腹にあり、遠くにインド洋の水平線がキラキラ輝いている。バリ建築特有の寺院のような校舎がいくつも点在していて、南洋の木々に囲まれた「地球と共存する大学」といった雰囲気。うらやましい限りの環境である。「ここに研究室を設けて数年間生息してみたいものだ」と真剣に考えてしまった。


ウダヤナ大学 (画像のクリックで拡大)

 学生たちはいかにも金持ちのお子様という風情で、スクーターで通学しながら携帯電話で頻繁に誰かと連絡を取り合っている。校舎内にはパラボナ・アンテナつきのATM(現金自動預け払い機)が設置されていているではないか。みんな当たり前のようにそれを操作し、現金をバンバン引き出している。

 そういう学生たちを見ながら「あーホントに金持ちの子なんだぁ」と、しみじみと思う。我輩ももし金持ちの家に生まれていたら、もっと楽勝な人生とか満喫していたのだろうに…。


パラボナ・アンテナつきのATM (画像のクリックで拡大)

 米系投資銀行メリルリンチとコンサルティング会社キャップジェミニ社が発表した「アジア太平洋資産家報告書2007」によれば、インドネシアで100万米ドル(約1.1億円)以上の金融資産を保有する資産家の数は、前年比で16%増えて2万人もいるのだそう(参考:プラザバリニュース)。ちなみに、アジア太平洋地域における資産家数で1位は日本の150万人で、2位中国(35万人)、3位オーストラリア(16万人)と続くらしい。

 そんな学生たちに「就職は?」と尋ねると…(次のページへ

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