連載
久保田達也の「どうすりゃいいんだ」
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シュレディンガーの猫
「またVisioの基調講演をお願いしたいのですが」と、マイクロソフトの担当者からメールがきたのは2007年の10月だった。2年ほど前、東京・大手町にあるサンケイホールでWindows向けのビジネス用グラフィックス・ソフトウエア「Microsoft Visio」の新製品発表会があり、「こんな風に使うと…
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バリの女子大生の夢、と誤解
「ウソも数撃ちゃそのうち当たる」とか軽く言っていたらホントになりそうで、僕自身、驚いてしまっている。まあ、ここまではけっこう簡単に事が運ぶのだがその後が…ということが実際には多いのではあるが。その「ホントになるかも」の一つは、「福岡とベトナムを結ぶ海運業をはじめ、さらにはベトナムを生産拠点に育てて中…
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福岡はベトナムと裏原宿でブレークする 【訂正あり】
「福岡で起業するとしたら何をする?」。それを考えようと、鐘崎海岸にて海を眺めながら構想というか妄想に耽ってみた。寄せては返す波だけの、ただの海。なのだが、ぼーっと見ているうちに、ふと気付いた。沖を通る数万トン級の輸送船がやけに多いのだ。「そうかそうか」と思う。そんなことで、こんなことを考えてみた。
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あまりに美しかったものだから
テレビで「このままでは日本は、アジアの隅っこのひなびた国になる」と政治家がぼやいていた。ジョン万次郎だっけなぁ、「明日のヒントは海外にある」と言ったのは。とかくこの世は情報が多すぎて窮屈なおかげで、我輩はロマンを忘れちまった。そのロマンは空白の時間から生まれるっていう。要するに情報を遮断すればいいっ…
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連載で何を書くか?をマインドマップにしてみた。
池に石を投げると水輪が広がるようにイメージしたキーワードを放射状に書き広げてゆく古典的思考方法だ。