COLLEGE 製造業の“本当”を探求
 

【8人の女性技術者に聞きました】第4回 「ソフトのエンジニアって,女性にお勧めなんですよ」

米Adobe Systems Inc. 松原 晶子氏

Phil Keys=シリコンバレー支局
2007/11/14 10:00
印刷用ページ

この連載の目次はこちら

松原 晶子さん
米Adobe Systems Inc.
Computer Scientist/
Software Engineer
松原 晶子さん
ロータリー財団から奨学金を得て,米University of Wisconsin-Madisonの大学院に留学。言語学とコンピュータ・サイエンスを学び,言語学で修士号を取得。

 私の仕事は,ソフトウエアの研究開発です。担当しているソフトウエア製品の新機能の設計・開発をしています。C++のコーディングが中心で,たまにPerlなどのスクリプト言語を使用することもあります。

 自分の書いたコードがソフトウエアとしてリリースされ,店頭に並んでいるのを見るのが,一番うれしいことです。反対に,1日中コーディングをしていることが多いので,時々もっとほかの人とコミュニケーションしたくなることがあります。

 今私がいるチームは15人ぐらいのエンジニアで構成されていますが,私以外のエンジニアは全員男性です。でも,そのチームを管轄しているトップは女性です。たまたま技術職なのでチームに男性が多いというだけで,女性であることが不利になるようなことはありません。

 1日の仕事時間は,平均8~10時間ぐらいです。リリースが近くなるともっと増えますが…。出社時刻は,かなりフレキシブルです。朝は早いときで9時,遅いときは11時ごろ出社します。早起きが苦手なので,早朝に出社しなくていいのは助かります。在宅勤務も可能ですし,残業は自主的なものがほとんどです。基本的に,結果を出している限り,いつ,どこで働くかは自由。こうした,働き方のスタイルに融通が利くところは,とても気に入っています。

 入社する前は,米国の文化からして,きっと自由に伸び伸び働けるんだろうなと,漠然と想像していました。この想像は当たっていました。年齢や性別に関係なく,実力だけが評価されるところは想像以上でした。でもテレビで,日本の会社の人たちが仕事が終わってからみんなで飲みに行くシーンを見ると,とても楽しそうであこがれてしまいます。米国では家庭が優先なので,仕事が終わるとみんな,さーっと家に帰ってしまいますから。

 ここシリコンバレーでは,エンジニアに対する報酬もいいですし,ソフトウエア・エンジニアの仕事は,子育てをする際にも働く時間や場所に融通が利きますから,女性にお勧めです。

コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング