ソニーのデジタル・カメラの新製品体験会。会場は六本木ヒルズの52階の東京シティビューである。自称最新ファッションでビシッと決めた筆者にぴったりのきらびやかなお洒落空間だ。こんなに似合うのに,ここを訪れるのはいつも記者会見なのはなぜだろうか。死ぬまでに一度くらいはデートで来てみたいものである。


図1 デジタル・カメラ「DSC-T70」の体験コーナー。説明員のお姉さんのような笑顔を認識し,自動でシャッターが切れる「スマイルシャッター」機能を持つ。

 しかし,今回の私には記事を書く以上の使命がある。そう,トーク・ショーに登場する芸能人を激写するという大切な使命が。デジタル一眼レフの重みが肩にずしりとかかる。

 今回のデジタル・カメラ「DSC-T200」と「DSC-T70」では,香椎由宇さん,メリーアン 響さん,松田翔太さん,渡辺哲さんの4人がCMを担当するのだ。以前,ソニーはCMに有名芸能人をあまり使わないと聞いたことがあるが,最近は路線を変更したのかもしれない。友人のソニー・ファンは以前「芸能人の助けを借りなくとも製品の魅力があるからいいのだ」とうそぶいていたが,彼は元気だろうか?


図2 「美しい笑顔」担当の香椎由宇さん。


図3 立ち姿も美しい。


図4 タッチ・パネル方式の操作感がお気に入りなのか,トーク・ショー中には手にしたDSC-T200を操作する様子が何度か見られた。ちなみに履いているのは今年の秋冬に大流行すると言われている「ブーティー」と思われる。自分の彼女がブーティーをはいていたら,是非「ステキだね」の一言を。


図5 たまにはTech-Off腐女子読者に向けた写真も。「かっこいい笑顔」担当の松田翔太さん。ちょっと恥ずかしげな笑顔がたまらない。スマイルシャッター機能を使うと,ゲーム的な面白さに「照れくさいながらも笑ってしまう」そうで。


図6 デジカメを使ってコミュニケーションを取る姿も美しい…。左は「かわいらしい笑顔」担当のメリーアン響さん。


図7 爽やかに微笑む松田さん。

 が,残念ながら,写真を撮る私のデジタル・カメラにはスマイルシャッター機能など入っていない。1時間,立ちっ放しで笑顔求めて撮ること118枚。正直,エラかったです。ソニーさんは「一眼レフには『スマイルシャッター機能』を入れません」と言ってたけど,デジタル一眼レフにもスマイルシャッター機能,必要だと思う。次のモデルで入れてもらえませんかね…。

†エラい 名古屋弁でしんどいの意味。偉いわけではない。