先日,飛行機で移動中に,機内誌をチラ読みしていた。機内誌には「食事や機材を改善しました」みたいなコーナーが大抵あるのだが,手にした号ではトイレの空室/満室サイン(Vacancy/Occupiedサイン)を改善した話が載っていた。要約すれば,今までは同じ絵柄を用いて色を変えていた(緑色の場合は空室,赤色の場合は満室)のだが,これでは色弱者には分かりにくい。そこで,色だけでなく異なる絵柄を用いて表現するように改善したという話である。これも特集記事にあるような色の見え方に対するユニバーサル・デザインの一例である。
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