三菱自動車は、「コルトプラス」から11カ月を経て投入した新型車「アウトランダー」を2005年10月17日に発売した。SUV「エアトレック」の全面改良モデルで、世界戦略車として車名を海外と統一した。「胸のすく走り」「使う歓びに満ちたユーティリティやプレミアム装備」「スポーティスタイリング」をコンセプトとし、オンロードの走行性能の向上と、車室空間の使い勝手の向上を目指して開発したという。5人乗り仕様のほか、必要に応じてサードシートを使用できる7人乗り仕様を設定。エンジンは、DaimlerChrysler社と韓国Hyundai Motor社の3社で共同開発したワールドエンジンをベースに、三菱自動車が日本市場に合わせて仕様を変更した。価格は235万2000円から、月販目標は2000台。

【関連記事】
三菱自が新型エンジン2種を開発、「アウトランダー」と「i」に搭載

【東京モーターショー・プレビュー】三菱自動車、近日発売の「アウトランダー」を出展