連載
ラクティス
トヨタ「ファンカーゴ」の後継車として2005年10月3日に発表。競争の激しいコンパクトカー市場において、「スタイリングの良さ」「走りの楽しさ」といったユ−ザーが求める要件をすべて満たすことを目標に開発された。5名乗車時の荷室容量は321Lで、2名乗車では987L。後席のクッションは従来車種よりも厚みを2倍とした。エンジンは排気量1.3L(2SZ-FE)と1.5L(1NZ-_FE)の2種。前輪駆動車種にはCVTを組み合わせ、一部車種にはパドルシフトも採用した。価格は138万6000円(税込み)から。
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トヨタ「ラクティス」、視線移動が少ない「パノラマビューメーター」を採用
トヨタ自動車が10月3日に発表した「ラクティス」は、ステアリングよりも上方に計器類が位置する「パノラマビューメーター」を採用した。通常の車両ではステアリングを通して計器類を見るが、ラクティスではフロントウィンドー下端に計器類があるため、視線移動が少ないという。
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トヨタ「ラクティス」、女性の使い勝手を考えて後席にスプリングとダンパを内蔵
トヨタが2005年10月3日に発表した「ラクティス」では、後席を折り畳む「6:4分割ダイブインシート」を採用した。ホンダ「フィット」などと同様に、後席の背もたれと座面を一体として足下に折り畳む。
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トヨタ「ラクティス」は“ファーストカー”としての利用を見込む
トヨタ自動車のコンパクトカー「ラクティス」は、家庭で最初の一台となる「ファーストカー」としての利用を見込む。競合車種は日産自動車「ノート」などで、シェア争いが激しい市場となる。
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トヨタ、広い室内空間と走行性能の両立目指した「ラクティス」発表
トヨタはコンパクトカー「ラクティス」を2005年10月3日に発表した。開発のテーマは「高速大容量スタイリング」で、大人4人が快適に過ごせる室内空間と走行性能の両立を目指した。