ホンダは2015年4月2月に発売する軽オープンカー「S660(エスロクロクマル)」の開発で、異例の体制を敷いた。開発責任者に26歳の椋本陵氏を起用したことだ。同社史上、最も若い開発責任者で、他の大手自動車メーカーでもこれほどの若手を起用した例は珍しいだろう。本田技術研究所で実施した新商品企画の社内公募に提案した椋本氏の企画が認められ、大抜擢につながった。
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