マツダは2015年6月に発売予定の4代目「ロードスター(ND型)」に、新しく設計した6速手動変速機(MT)を搭載する。6速の段でエンジンからの入力軸と、プロペラシャフトへの出力軸を直結し、先代(6速MT搭載車)の5速の段を直結にする構成から変えた。北米や欧州の顧客が、「6速での走行距離が8割を占める」(マツダ)ことに着目した。歯車を介さず直結するとトルクの伝達効率が高まる。最も使う段を直結すれば、車両の実用燃費を高められる。
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