トヨタ自動車は2015年1月26日、大型ミニバンの「アルファード」「ヴェルファイア」を全面改良して発売した。全高を10mm下げて低重心化したほか、リアサスペンションをマルチリンク式として操縦安定性を改善。さらに先進安全装備も採用した。
新型は、押し出し感の強い大胆なデザイン、ロングスライドできる助手席といった「おもてなし空間」、低床化やリアにマルチリンク式サスペンションを採用した基本性能の向上、切り返しにも対応した駐車支援システムやミリ波レーダーの搭載などの先進安全装備が特徴。
プラットフォームは先代のエンジンルームを踏襲したものの、ダッシュパネルから後ろを新設計し、ホイールベースを50mm伸ばした。床面は地上から450mmの高さとして先代より20mm下げた。また、両側スライドドアのステップは350mmと先代より50mm下げて乗り込みやすくした。