トヨタ自動車は2010年12月22日、小型車「ヴィッツ」を全面改良して発売した。先代のプラットフォームを使いながら後部の床板を刷新することでホイールベースを50mm伸ばした。全長も100mm伸び、全高は20mm下げた。エンジンは排気量1.0L、1.3L、1.5Lの3種類で、全車CVT(無段変速機)と組み合わせる(1.5Lには手動変速機もある)。1.3L仕様に常時かみ合い式スタータモータを採用したアイドリングストップ機構を用意し、10・15モード燃費26.5km/Lを実現した。月間販売目標台数は1万台。
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ヴィッツ
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トヨタ、新型「ヴィッツ」の受注台数が2万2000台に
トヨタ自動車は2011年1月31日、昨年12月に発売した新型「ヴィッツ」の受注台数が2万2000台になったと発表した。これは、発売日の2010年12月22日から2011年1月28日まで(販売店の営業日ベースでは1カ月間)の合計。月間の目標販売台数1万台の2倍以上となる好調な立ち上がりとなった。
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トヨタの新型「ヴィッツ」、シャシー設計の見直しでねじり剛性が向上
トヨタ自動車は、新型「ヴィッツ」においてシャシー設計を見直すことでねじり剛性を高め、走行性や乗り心地を改善した。具体的にはリア・サイドメンバやセンタートンネルに補強材を追加した。走行性や乗り心地に対する要求が厳しい欧州市場を意識した設計を採り入れている。
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トヨタ、アイドリングストップ機構付き新型「ヴィッツ」の燃費は26.5km/L
トヨタ自動車は2010年12月22日、小型車「ヴィッツ」を全面改良して発売した。1999年の初代発売以来、今回で3代目となる。