ダイハツ工業は2010年12月13日、軽自動車の新型「ムーヴ」を発売した。全面改良のポイントは低価格化と燃費の向上。10%以上の原価低減を図り、上級モデルの「ムーヴカスタム」は価格を引き下げて装備を充実。自然吸気モデルの廉価グレードでも価格はほぼ同じとしながら装備を充実させた。新プラットフォームを採用し、ホイールベースを35mm削減することで質量を軽くし、燃費を向上させている。燃費は、2輪駆動車・CVT(無段変速機)仕様では先代の22.0km/Lから3km/L向上させた25km/L。また、アイドリングストップ機構付きでは27.0km/L。価格は112万円からで、月間販売台数の目標は1万2000台。
連載
ムーヴ
目次
-
ダイハツ、新型「ムーヴ」でEGR量を増やしポンピング損失を低減
ダイハツ工業は2010年12月に発売した新型「ムーヴ」に一部改良した「KF」型エンジンを搭載した。新型ムーヴの燃費は、エンジンおよびCVT(無段変速機)の改良、車体の軽量化、走行抵抗の低減などで向上させている。
-
ダイハツ、アイドリングストップ機構のコストを7割低減
ダイハツ工業は2010年12月13日に発売した新型「ムーヴ」に採用したアイドリングストップ機構を、従来「ミラ」に搭載していたものに比べて7割コストダウンし、質量は従来10kg程度あったものを4kg程度に6割軽くした。
-
ダイハツ、アイドリングストップで燃費27.0Km/Lの新型「ムーヴ」発売
ダイハツ工業は2010年12月13日、軽自動車の新型「ムーヴ」を発売した。全面改良のポイントは低価格化と燃費の向上。アイドリングストップ機構付きでは10・15モード燃費27.0km/Lを達成した。