日産自動車は2008年6月2日、セダン「ティアナ」を全面改良して、同日より販売を開始した。新開発となる「Dプラットフォーム」を国内車種として初めて採用したのが特徴で、操縦安定性と乗り心地の両方を高めた。国外では、ロシアで同時発売したほか、中国でも6月中旬から下旬に発売する。国内の月間販売目標は1000台。価格は246万7500円から。
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ティアナ
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日産、新型「ティアナ」を3週間で5000台受注
日産自動車は、2008年6月2日に発売した新型「ティアナ」を6月20までの3週間で5034台受注したと発表した。月間販売目標台数1000台の5倍となり、好調な立ち上がりとなった。購買層は50~59歳が31.8%、60歳以上が50.2%を占め、50歳以上が8割という結果になった。
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日産「ティアナ」、トルクロッドを追加してエンジンの振動を抑える
日産自動車の新型「ティアナ」は、エンジンを支える部品としてトルクロッドを2個追加して、乗り心地を高めた。先代は液封マウント3個で、エンジンを支える役割と加速時にエンジンが前後方向に回転することを抑える役割の両方を担っていた。
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日産、中国で新型「ティアナ」を生産開始
日産自動車は2008年6月16日、中国で新型「ティアナ」の生産を開始したと発表した。現地合弁会社である東風汽車の襄樊工場(湖北省)で生産する。
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日産自動車、操縦安定性と乗り心地を高めた新型「ティアナ」を発売
日産自動車は2008年6月2日、セダン「ティアナ」を全面改良して同日より販売を開始した。新開発の「Dプラットフォーム」を採用し、乗り心地と操縦安定性を向上させたのが特徴。国内の月間販売目標は1000台。ロシアの販売目標は日本と同程度だが、中国は日本の「7~8倍」(説明員)を見込む。