トヨタ自動車は、「クラウン」を全面改良し、2008年2月18日に発売した。従来の「ロイヤル」「アスリート」シリーズのほか、「クラウンハイブリッド」を新しく設定した。ハイブリッドは同年5月6日に発売する。全車に車両運動制御システム「VDIM」を設定したほか、居眠り検知機能を追加した「ドライバーモニター付きプリクラッシュセーフティシステム」、カーナビと連動した運転支援システムなどを搭載したのが特徴。
クラウン
目次
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トヨタ「クラウンハイブリッド」、アクティブノイズコントロールで“こもり音”を5~8dB抑える
トヨタ自動車が2008年5月に発売した「クラウンハイブリッド」の「アクティブノイズコントロール」は、車内に伝わるエンジンのこもり音を抑える機能だ。クラウンハイブリッドは、20~40km/hの市街地走行時のエンジン回転域を1000~3000rpmに低く抑えた。
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トヨタ、「クラウンハイブリッド」の受注台数が4000台を上回る
トヨタ自動車は2008年5月に発売した「クラウンハイブリッド」の受注台数が5月27日時点で4000台を上回っていることを明らかにした。同社では月間の販売台数目標を800台としているが、事前に受注していたこともあり好調な立ち上がりとなった。
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トヨタ自動車の「クラウンハイブリッド」、「ナイトビュー」の歩行者検知機能は車速や明るさ、天候で作動条件を決定
トヨタ自動車が2008年5月に発売した「クラウンハイブリッド」は、夜間の前方視界を提供する「ナイトビュー」機能を備える。先代モデルでは、夜間の映像をフロントウインドー上に映し出していたため、前方の視界と重なり見えにくいケースもあった。今回は液晶メータ上に表示することで、ドライバーは前方視界と液晶メ…
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トヨタの新型「クラウン」、発売1カ月で2万4000台を受注
トヨタ自動車は、2008年2月18日に全面改良して発売した新型「クラウン」を、3月17日までの1カ月間で約2万4000台を受注したと発表した。月間販売台数目標5500台の4倍以上となり、好調な立ち上がりとなった。内訳は「ロイヤル」が約1万2000台、「アスリート」が9600台、5月6日に発売予定の…
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トヨタ「クラウン」、衝突安全性を高めるために980MPa級の高張力鋼板を採用
トヨタ自動車「クラウン」は、980MPa級の高張力鋼板を採用した。先代の最高の強度は590MPa級だったが、今回は980MPa級にまで高めた。衝突安全性と軽量化を両立させるために高張力鋼板の強度を高めた。
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トヨタ「クラウン」、急ブレーキ時にストップランプを点滅させる「緊急ブレーキシグナル」を採用
トヨタ自動車「クラウン」は、急ブレーキ作動時にストップランプを自動的に点滅させる「緊急ブレーキシグナル」を全車に標準採用した。後続車に注意を促すことで追突事故の危険性を低減させる。
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トヨタ「クラウン」,ECUの数は減ったのか,増えたのか?
トヨタ自動車が2008年2月18日に発表した新型「クラウン」。2003年12月に発表した先代クラウンの場合,50個の電子制御ユニット(ECU)を搭載していた。クラウンのみならず,クルマに搭載されるECUの数はクルマのエレクトロニクス化に伴い,増える一方である。この結果,「車内でECUを搭載するスペー…
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トヨタ「クラウン」、マルチメディア車載LAN規格として「MOST」を採用
トヨタ自動車は新型「クラウン」で、マルチメディア向け車載LAN規格「MOST」(Media Oriented Systems Transport)を採用した。MOSTのデータ通信速度は最大50Mbpsで、車内の映像や音声の伝送に向く。
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クラウン,「白線位置を全国で測定中」,カーナビとカメラで白線手前のブレーキ・アシスト
トヨタ自動車は新型「クラウン」に,カーナビによる位置情報やリア・カメラによる映像情報を使って,一時停止線の手前で警告したり,運転者のブレーキ操作をアシストしたりする機能を搭載した。この機能は,主要都市における片側2車線以上の道路に進入する,一時停止交差点のみを対象とする。2008年2月時点での対象…
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クラウンの雑音を打ち消す技術,エンジン音や音楽の反射音に
トヨタ自動車は,新型「クラウン」に,スピーカーの音を制御することで,雑音を打ち消す技術を二つのシステムに搭載した。一つは,エンジンによる低周波成分の大きな「こもり音」を打ち消す「アクティブノイズコントロール(ANC)」機能である。もう一つは,音響システムにおいて,音楽がフロント・ガラスなどにより反…
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クラウンの「新・電子プラットフォーム」,通信量が2倍に
トヨタ自動車の新型「クラウン」では,車載LANシステムに「新・電子プラットフォーム」を採用した。「個々の電子制御ユニット(ECU)の処理能力や車載LANの通信容量を従来型の2倍以上に増加した」という。具体的な詳細は明らかにしていないが,「従来型と比較して2倍の情報量を,ECU間でやり取りしていると…
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トヨタ、「クラウン」ハイブリッドモデルはEV走行モードを用意
トヨタ自動車は2008年2月18日、13代目の新型「クラウン」にハイブリッドモデルを設定した。先々代の11代目クラウンでは2001年に電圧36Vのバッテリーを搭載したマイルドハイブリッド車を設定していたが、新型ではフルハイブリッド車となる。
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トヨタ,「クラウン ハイブリッド」のメータ全面を液晶パネルに
トヨタ自動車が2008年2月18日に発表した新型「クラウン ハイブリッド」は,運転席前のメータ全面にTFT液晶パネルを採用した。
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トヨタ自動車、「クラウン」を全面改良《動画あり》
トヨタ自動車は2008年2月18日、上級セダン「クラウン」を全面改良した。13代目となる新型クラウンは、安全面を中心に先進装備を取り入れたほか、環境性能を高めるためにハイブリッド車を設定したのが特徴。