ダイハツ工業は、軽自動車「ミラ」を全面改良し、2006年12月18日に発売した。新型「ムーヴ」で採用したプラットフォームやCVT(無段変速機)を採用しつつも、実用性とコストを重視した。CVT搭載車種は、25.5km/Lを実現したほか、アイドリングストップ機能「DAIHATSU IDLE STOP SYSTEM」を組み合わせた車種は27.0km/Lを達成した。主なユーザー層は40~50歳代の女性。価格は87万1500~118万6500円、上級モデルの「ミラカスタム」は110万2500~154万8750円(いずれも消費税込み)。月間販売目標台数は6000台。
連載
ミラ
目次
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ダイハツ「ミラ」、980MPa級の高張力鋼板を採用
ダイハツ工業の新型「ミラ」は、衝突安全性を高めるためにフロントバンパーとセンターピラーに980MPa級の高張力鋼板を使用した。同社は強度が440MPa以上を高張力鋼板としており、ミラでの高張力鋼板の使用率は39%に上る。
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ダイハツ、「ミラ」でCVTにアイドリングストップ機構組み合わせる
ダイハツ工業は新型「ミラ」でCVT(無段変速機)搭載車にアイドリングストップ機構を組み合わせた。これまで同社はミラの手動変速機仕様に同機構を組み合わせていたが、今回はトルコン付きのCVT車に組み合わせた。
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ダイハツが新型「ミラ」を発売、27.0km/Lの低燃費を達成
ダイハツ工業は、軽自動車「ミラ」を全面改良し、2006年12月18日に発売した。新型「ムーヴ」で採用した新開発プラットフォームやCVTに加え、新しい低燃費技術「DAIHATSU IDLE STOP SYSTEM」を搭載した車種を設定した。