図1◎新型「オーリス」
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トヨタ自動車は、新型コンパクトカー「オーリス」を2006年10月23日に発売した。日本および欧州の戦略車で、欧州のデザインセンター「ED2」がデザインを手掛けた。価格は162万2250～229万9500円（消費税込み）。月間販売台数は3000台を目標としている。
ボディサイズは、全長4220×全幅1760×全高1515mmで、ホイールベースが2600mm。新開発のプラットフォームを採用し、サスペンションを新設計した。ボディ構造の各結合部やリアのフロントサイドメンバーとトレーリングアームの取り付け部を強化し、フロントサスペンションの取り付け部に補強材を追加、後部ドア開口部の剛性とボディねじり剛性を高めるなど、ボディ全体の剛性を高めた。
サスペンションはフロントがマクファーソンストラット式、前輪駆動車のリアがトーションビーム式、4輪駆動車のリアはダブルウィッシュボーン式を採用。欧州各国の道路やサーキットで走りこみ、チューニングしたという。
パワートレーンは、排気量1.8Lと1.5Lの連続可変バルブタイミング機構付き4気筒エンジンに、CVT（無段変速機）を組み合わせる。1.8Lエンジンには7速の「シーケンシャルシフトマチック」を設定した。
室内は、センタークラスターからセンターコンソールまで一体化し、シフトレバーをステアリングに近い位置に配した。ステアリングには、オーディオやハンズフリー通話、音声認識操作などのスイッチを搭載した。
欧州では2007年春に発売する予定。2006年9月のパリ・モーターショーではコンセプトカー「Auris space concept」として出展していた。
図2◎フロントビュー
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図3◎リアビュー
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図4◎インパネ
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