○頑張ったと言えること
自分の大学生活におけるレーダーチャートを意識して生活することです。

① 学び
②部活・クラブ・サークル
③ 学内行事での役割
④ インターンシップ
⑤ 有報酬活動(アルバイト)
⑥無報酬活動(ボランティア)
⑦ 趣味・特技・こだわり
⑧ 資格・免許・表彰

のうち、四つを頑張ったと言えるような大学生活を送ってください。4年間ずっとでなくても、日本一にならなくてもかまいません。人と比較する必要もありません。1ヶ月、1週間、1日でもそのために準備して、整えて、頑張ったんです、と人前で語れる自信を持ってください。

頑張ったと言えることをすること、そうすれば履歴書・エントリーシートが書けます。

○生活時間の管理
1日は万人に24時間しか与えられていません。「人生の夏休み」といわれる大学生活であっても1日は24時間しかありません。大学生活の時間は無限にあると勘違いし、勉強、サークル、アルバイト、読書に、資格に恋にと詰め込んでしまうために、進学の目的であった知識の修得時間がこぼれ落ちてしまいます。これをバケツからあふれる水に例えて「バケツの法則」と呼んでいます。

生活時間の管理は全ての基本です。高校まではできていたはずなのに、大学生になるとルーズになってしまいます。アルバイトやゲームが深夜までおよび、就寝時間が明け方で昼夜逆転・・・では、午前中の授業に出席できないばかりか、就職活動でも朝起きられず、会社に入っても遅刻をして、人間関係が壊れていづらくなり退職・・・となってしまいます。授業中の集中力が切れたり、居眠りがでたりするようになったら、この負のスパイラルの入り口に立っていると認識してください。

生活時間を管理すること、そうすれば、大学から社会に向かうモチベーションを保つことができます。

就職活動は怖くない

そうすれば、就職活動は怖いものではなく、

「僕たちと一緒にはたらこうよって言ってくれる社会人と出会えるわくわくする時」

になるはずです。

ほら、大丈夫。就職活動は怖くない。

(コラムで提示している学生の事例は、就職塾向日葵が指導したものであり、処方は、個人の状況などによって異なり、すべての人に当てはまるとは限りません)