やりたいことがわからなくても怖くない

「やりたいことがわからない」は、就職塾向日葵のブログにやってくる検索キーワードのナンバーワンです。就職活動しようと思った時、なぜか学生は「やりたいことは何だろう」という壁にぶつかってしまうのです。

いつから仕事は「やりたいこと」じゃなければならなくなったのでしょうか。

会社に入ってからでも「やりたいこと」は見つけられます。「やりたいこと」をやらせてもらえる日のために、今日の「やりたくないこと」を頑張るのが社会人。「やりたいこと」をやり遂げたら、次の「やりたいこと」が見えてくるのもまた社会人。定年まで「やりたいこと」という新しいテーマを探し続けるのが「働く」ということだと思うのですが。やりたいことがないと仕事が選べない、そんな恐怖にさいなまれているように感じます。

企業も採用する基準を持って選び、学生も就職する基準を持って選ぶのが就職活動です。この会社でやりたいことがある~と言っても企業が選んでくれなければ入れませんし、当社で働いてほしい~と思っても他社に行かれてしまうこともあります。相手があってのことなのですから、何をやりたいかが分からないために動けなくなってしまうのなら、相手が何を望んでいるかをしっかり見ればよいのです。

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確かに、企業は面接で「入社後何がやりたいですか」と聞くかも知れませんが、それはあなたの「やりたいこと」を聞いているのではありません。当社の「やりたいこと」を理解して、共感してくれていますよね、一緒に頑張ってくれますよね、という確認に過ぎません。

企業が期待する人材が分かれば怖くない

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その証拠に、企業は「やりたいことがある人求む」なんて言っていません。