次に,どのような企業で働きたいかを尋ねました(Q10)。一番多かったのが「無名だが、専門分野で世界レベルの技術や製品を持つ企業」で57.7%,その次に多かったのが「誰でも知っている認知度の高い企業」で50.3%と,二つの選択肢が半数を超えました。大企業よりも,小さくても何かに秀でている企業の方が好まれるという傾向が,わずかですが出た結果となりました。

 「自ら起業したい」を選択したのは9.3%。ベンチャー・スピリッツは日本の学生には高くないと言えそうです。

Q10 どのような企業で働きたいですか。(3つまで)
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 どのような雰囲気の職場で働きたいかも尋ねました(Q11)。「明るい」(55.3%),「互いに協力して,すぐに助け合える」(54.7%),「役職を越えて平等に話し合える」(45.0%)が上位の選択肢。一方で,「趣味と仕事が同じという人が多く、居心地がよい」(17.7%),「厳しいルールが少なく、働きやすい」(17.3%)を選択した割合は少なく,職場の環境としては,ある程度厳しさを覚悟しているようです。

Q11 どのような雰囲気の職場で働きたいですか。(3つまで)
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働いてみたい会社は…